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あかときリロード

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  • 発売日2023/01/06
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Interview

Interview Interview

 昨年12月27日、インテックス大阪で開催された音楽フェス「FM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY 2022」に出演したaiko。自身にとっての初フェス参加に大きな緊張を滲ませていたが、ステージに出るや否や飛びきりの笑顔と最強のセットリストで超満員の会場をひとつに包み込んでいった。Official髭男dismの藤原聡、KANA-BOONの谷口鮪、マカロニえんぴつのはっとりの3人をスペシャルゲストとして招いて披露された「メロンソーダ」や、別ステージでの東京スカパラダイスオーケストラのライブに飛び入りして歌われた「Good Morning~ブルー・デイジー」といったビッグサプライズも合わせ、音楽ファンを歓喜させる圧巻のパフォーマンスを見せてくれた。

「すごく緊張したけど信じられないほど興奮しました。めっちゃ楽しかったです! 『レディクレ』は私の曲を初めて聴く人に聴いてもらえるチャンスだし、ライブに来てくれたことのある人にも楽しい時間をめいっぱい過ごして欲しかったので、自分の名刺になるようなセトリにしました。コロナでいろいろと規制されていたことが少しずつ緩和されて、3年ぶりのみなさんの歓声を聞くことができたのもとても感動しました。『あーこれやったな―』って、みんなの声でライブの景色が変わるのを思い出すことができました。あと『メロンソーダ』を聡くんと鮪くんとはっとりくんと一緒に歌うことができたんですけど……嬉しすぎてあまり記憶がないですね(笑)。3人には本当に感謝しかないです、みんなめちゃくちゃ格好良かったです!」

 そして迎えた2023年。1月5日からスタートした新ドラマ「忍者に結婚は難しい」の主題歌になっている新曲「あかときリロード」が配信リリースされた。まず気になるのはそのタイトル。そこにaikoはどんな想いを込めたのだろうか。

「“あかとき”は昔の言葉で“夜中から朝方にかけての時間”のことなんですけど、私はいつもだいたいその時間に勉強机に座っていろいろ考えたり、反省したり、気持ちを整理したり、“リロード(更新)”してるんですよね。昔と今って色んなことが進化して違うところはあると思うんですけど、好きな人を想う気持ちは変わらないんじゃないかなと思い、昔と今の言葉使って「あかときリロード」と言うタイトルにしました。」

「夜中にふと<上書きする程更新されない/だってずっと好きなんだから>という出だしの歌詞が浮かんできて、そのままワンコーラス書きました」と言うように、タイトルにも絡む印象的なラインで幕を開ける物語。2人だけのロマンチックな関係の中に言い表せないほどの切なさが込められているのはaikoの真骨頂と言える。<毎日空が自分勝手であるように/あなたもあたしもきっとそんな風だよね><あたしの想いが洋服の袖の色/いつまでも涙で変えるから>など、聴き手の胸の深いところまで染みわたる強いフレーズが満載されている。

「私もその2つのフレーズが特に気に入っています。苦しいことがあっても空が晴れてると救われたり、楽しみにしてた日にめっちゃ雨やと「しゃーないなー」ってなりますよね。
そうやって天気も日常に思い出を作ってくれている気がするので、何気ないことも泣いた日のことも大切にしたいなと思って書きました。そしてこの曲の中の二人は“何があっても変わらない二人”を切ない想いで書いた気がします。」

デジタルと生音の絶妙な融合により、どこかチャーミングでありながらもドラマチックなムードを紡いでいるサウンドはアレンジャーのトオミヨウが手がけている。aikoのカラダから生まれた心地よく揺れ流れるメロディの美しさがより際立ちを見せる仕上がりだ。

「私は歌詞と弾き語りのデモ音源を送っただけなんですけど(笑)、トオミさんのおかげで曲の景色がとても広がったなって思います。デジタルと生音を使ってこんなに素敵なアレンジにしてくださるなんて、本当にすごいですよね。トオミさんが『ちょっとやりすぎてないか心配です』って言うときは絶対に、『なんでこんなアレンジ思いつくんだろう?』って毎回、感動しちゃいます。演奏をしてくださったのは、いつもツアーでお世話になっているみなさんなので、レコーディングも楽しかったです! みんなで楽しくお弁当を食べたことも忘れられないです。楽しすぎて私はずっと冗談ばっかり言ってました(笑)」

聴き手を一気に引き込む冒頭のブレス、ぽつりぽつりと想いをこぼしていくAメロ、凛とした表情で心に溢れる感情を響かせていくサビと、全編にわたって刻まれている繊細なボーカリゼーション。ふとした一瞬に見える寂しげな声色も胸を打つ。

「この曲は一音一音、音符にしっかり声を届けるように大切に歌いました。サビの終わりではロングトーンで終わるのが好きだったんですけど、この曲はいつもより短めにしていますね。そっちの方が個人的に切ないなと思ったので。<そんな風だよね>のところは、本当に相手に話しかけているような気持ちで歌いました」

新年早々に新曲という嬉しい贈り物を届けてくれたaiko。だが、元旦に公開された“new year movie 2023”で発表されているように、メジャーデビュー25周年のアニバーサリーイヤーはここから怒涛の展開を見せていく。春には15枚目となるニューアルバムのリリース、5月24日からは全30公演となるホールツアー「Love Like Pop vol.23」がスタート、そして夏にはこれまでにリリースされてきた全アルバムのアナログ盤の発売が決定している。その他にもまだまだお楽しみは続くようだ。さぁ覚悟して欲しい。楽しくてうれしくて切ない、aikoまみれな1年を!

「2023年も楽しく変態に、おもしろくて幸せな気持ち全部を音楽に変化させてみなさんにお届けできるように頑張ります。今年もめちゃくちゃやります!よろしくお願いします!!!!!」

取材・文=もりひでゆき

音楽配信

収録曲

1
あかときリロード
作詞/作曲:AIKO 編曲:トオミヨウ

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